憂鬱なホームドラマ。
第2話を5分見たところで停止ボタンを押した。ふたつの世界で事件を解決するのは悪くなかったが、家庭問題にウエイトが置かれており、憂鬱なホームドラマになっている。
そもそも、第1話がよくなかった。
どちらの世界が現実なのかわからない主人公に対し、片方の世界のカウンセラーが憲法の一文を主人公に読み上げさせている。これが夢なら、あなたは憲法を暗記していることになる、との切り口は見事で感心した。
しかしながら、それを聞かされたもう片方の世界のカウンセラーが、同じことをやり返さなかったのが残念。憲法を音読させないのはそれができないからで、そちらの世界が幻だということになる。