2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

クレイジーシックス

顔でかすぎ。開始直後から目眩を覚えた。背景を物語る字幕の文字サイズがでかすぎる。おまけに黒地に赤紫という、センスを疑う色づかいだ。AVじゃあるまいし。いざ始まってみれば、顔のどアップシーンが延々と続く。「デス・ペナルティー」もひどかったが、…

キング・アーサー

辺境で奮闘する生粋の武将像がいい。過去に何度も映画化された中世の騎士物語だとばかり思っていたら、意外な展開にびっくり。中世は中世でも、古代の影響を色濃く残す中世初期の物語だ。華やかな文化文明とは無縁の辺境を舞台にした硬派な作品である。アー…

ダスト

思ったほど数奇な運命ではない。過去を振り返って数奇な運命を物語るということで、ストーリーに興味を持って最後まで見た。兄のガンマンにもう少し人間的な魅力がほしかった。現在の状況に左右されて回想シーンが変更されることがあるのだが、それが演出と…

ギャザリング

頭50分は我慢しよう。いい感じで始まったので期待していたらなにも起こらない。痺れを切らしてカウンターを見ればすでに30分が過ぎている。停止ボタンを押すには充分な時間なのだが、ここで捨てるのはいささか惜しいような気もする。そこで、もう10分だけ我…

英雄 HERO

空、飛びすぎ。ストーリーはいいし、映像も美しい。しかしながら、多用しすぎたワイヤーアクションが作品を台無しにしている。見せ方に凝るあまり、人としてありえない動きのオンパレードだ。もっとも、軽い身のこなしで派手な動きを売り物とするカンフーア…

略奪者

連続ドラマCM。ストーリーがない。シーンは続くが、作品全体を貫くものが存在しない。つまらないことで対立して殺し合う登場人物にはまるで感情移入できない。ただし、砂漠の映像だけは悪くない。元CMディレクターが監督・脚本を担当したそうだから、連続ド…

タイム・シーカー

)" title="DVD洋画セレクション 30、タイムシーカー ()" class="asin"> ストーリーがあっさりと破綻。おもしろそうなストーリーだった。歴史に残る事件や事故の現場写真に、時代を超えて写り込む一人の男。さては、かの「サンジェルマン伯爵」をモデルにした…

U.S.プラトーン

しょぼい。TV映画だからしかたがないのだろうが、しょぼくて見るところがない。

ゴシカ

これこれ。「キングダム・ホスピタル」に病院物ホラーを期待してずっこけたところを、うまい具合に口直しできた。ホラーはこうでなくては。サスペンスとしても非常にいい出来だ。

25時

時間がもったいない。30分我慢した。なにも起こらなかった。作品世界に引き込まれることもなかった。

スティーヴン・キングのキングダム・ホスピタル KARTE01

無意味にコミカル。シリアスなホラーを期待したのだが、どうやら見込みちがいのようだ。医師が歌いながら開頭手術をしたシーンで駄作が確定。病院長が意味もなく指をくわえて音を鳴らすという、幼稚な一人遊びのシーンで見るのをやめた。

エニグマ

幕の内弁当。暗号解読はするものの、それで見せる作品ではない。スパイ活動もするものの、スリリングな展開にはほど遠い。失踪者がいてもミステリーではないし、Uボートは顔を出す程度で活躍しない。軍による虐殺事件を扱ってもヒューマンドラマではない。結…

9000マイルの約束

ハンカチはいらない。シベリアの果てから遠くドイツまで。一万キロメートルを超える脱出行。実話に基づくそうだから、あまり脚色するわけにもいかないのだろう。犬との触れあいをもっと描いた上で、主人公を守って息絶える最期とすれば、かなり目頭も熱くな…

テキサス・レンジャーズ

暇つぶしにはなるかも。いまいち盛り上がりに欠ける。銃も満足に扱えなかった主人公がエピローグで新隊長となるのだが、そうかといって成長してゆくさまを描く作品でもない。最後には死んでしまう隊長を主人公に据えたほうがよかった。もっとも、悪党に裏を…

クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち

不満は残るが星三つ。バチカンの秘宝というから期待していたら、なにも出てこない。古びた書物がそれだったのかもしれないが、台座から持ち上げると仕掛けが作動して水攻めとなっておしまい。おまけに敵の親玉は水につかるとあっさり自殺して、対決はなし。…

ヴァン・ヘルシング

けなしたけど星三つ。かったるいシーンがなかったため、一度も1.5倍速を使わなかった。ただし、時間を短縮しなかったからというわけでもないだろうが、いささか疲れた。ぐいぐいと引っ張っておきながら、さあ対決かと思ったところで、馬車を駆っての逃避行が…

チェーン・オブ・ファイア

実話に基づくにしてもあんまりな作り方。凄腕の火災調査官と正体不明の連続放火魔。証拠は一切残さない放火魔が唯一失敗した発火装置には、調査官の指紋が付いていた。捜査の手が調査官に及び、ついには逮捕される。当然ながら、指紋は放火魔が仕組んだ罠だ…

プロフェシー

実話に基づくって、マジで?本作は、一度は途中で見るのをやめた作品だ。売り家の下見に訪れたギアが、クローゼットに隠れて妻と戯れているところを案内の不動産業者に見つかったシーンで停止ボタンを押した。趣味ではない恋愛物かと早合点したのだった。そ…

24 -TWENTY FOUR- シーズン3

ニーナたんが…… 。゚(つд∩)゚。稀代の悪女ニーナ・マイヤーズが死んだ。もったいない最期だった。有能な捜査官でありながら、仲間を裏切り続けた女。主役を張れるほどに魅力的な人物なのに、なぜ裏切るのか、その動機は一切明かされなかった。おそらくは、動機を…

壬生義士伝

方言に凝りすぎ。方言にこだわる作品は好きではない。その地方に無縁の者には聞き取りにくく、また聞き取れても理解しづらいからだ。方言の持つ味わいはわかるが、それも程度によるだろう。リアリティにこだわるのもけっこうだが、暗闇のシーンだからとライ…