2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧

黒の怨

ジャケ写は無視しよう。ジャケ写を見て期待しないでいたら、なかなかいい。典型的なハリウッド・ホラーでちっとも怖くはないのだが、モンスター風の怨霊がいい感じに仕上がっている。ストーリーそのものはありきたりだが、気にせず最後まで楽しめる。それに…

スパニッシュ・プリズナー

口先だけ。とある数式を利用して市場を支配し、莫大な富を築くという。どんな数式なのか、どのような仕組みで市場を支配するのか、いったいどれくらいの利益を見込んでいるのか。ストーリーの展開に期待すると、なにひとつ触れないばかりか、10分近くリゾー…

タイムリミット

シリアスな展開は期待しないように。我慢して付き合っていると、40分過ぎからようやくハラハラしてくる。警察署長でありながら自らの意志で罪を犯した主人公が、悪事の隠蔽に奔走するわけだが、スケールが小さくてチープに見える。ジャケ写のイメージとちが…

アメリカン・アウトロー

清く明るく健全な駄作。ひさしぶりの西部劇なので30分も我慢した。B級としてはそこそこの出来だとは思うが、とにかく毒がない。「華」がないのではなく、「毒」がないのだ。日曜日の昼下がりにNHKあたりでやっていそうな番組とでも言おうか。清く明るく健全…

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル

意外な展開にびっくり。作品のテンポがゆっくりしているので1.5倍速で見続けたが、ストーリーに引き込まれて目が離せなくなった。死刑執行の直前に真相が解明されて冤罪が晴れるという、よくあるプロットかと思いきや、意外な展開にびっくり。後味はよくない…

マングラー2

ファン限定。ランス・ヘンリクセンを見たかった。ただそれだけ。

ブラック・ビートル

見え見え。虫に襲われた運転手がアクセルを踏み続けてバスを暴走させる。恐怖や苦痛に体が硬直しているわけではない。両手はハンドルをさばき、体をはたいて虫を払おうともする。ならば足はブレーキを踏んでしかるべき。演出上、バスの暴走シーンが欲しかっ…

コールド・クロス

60倍速で飛ばし見。重苦しい雰囲気で妙にむかむかする。殺人シーンはあっけないのに、どうでもいいシーンには時間を割いている。なにやら不快感を拭えずに60倍速で飛ばして見たが、これといって興味を引くような映像は発見できなかった。

ブラディ・サンデー

雰囲気だけ。じっくり見るほどの作品ではないので、1.5倍速にしたら全体的に動きが早くて目が疲れた。それはまあ、作品の善し悪しとは関係ないのだが。いまにもなにかが起こりそうな雰囲気はあるが、30分たってもなにも起こらなかったので見るのをやめた。

タイガーランド

主人公に共感できない。軍隊において、ああも公然と反抗することが果たして許されるのだろうか? 別に志願したわけではなく、徴兵されていやいや軍務に就いているのはわかる。反戦主義者あるいは人道主義者という設定もいいだろう。しかし、言うことを聞かな…

バリスティック

暇つぶしにはなるかも。バンデラスがしょぼい。そういう役柄とはいえ、ウジウジしていてアクション映画の爽快感を損なっている。そのアクションにしても、ただ派手なだけなので飛ばし見でじゅうぶん。

ヒッチャー2004

極めて不愉快。この作品のタイトルは「The Pass」。オープニングロールでそうクレジットされている。内容もいまいちなのにタイトルまでしょぼいときては、とても売れないと踏んだ映画会社が原題を「Highway Hitcher」に改題したか。それを受けて、恥も外聞も…

ドッグヴィル

ただの演劇。10分我慢した。なにも起こらない。停止ボタンに手をかけると、ようやくニコール・キッドマンが登場。もう少し様子を見ることにした。20分が経過した。あわせて30分。結局、なにも起こらなかった。盛り上がることもなければ、引き込まれることも…

テープ

時間がもったいない。10分我慢した。なにも起こらなかった。

デイ・アフター・トゥモロー

世界の滅亡を描かなかったのは残念。デザスター・ムービー好きにはたまらない作品。現実にはシャレにならない災害パニックだからこそ、CGを活用したリアルな映像でたっぷり楽しめるのはうれしい。とはいえ、氷河期が到来したのだから、なんだか希望にあふれ…

ミミック III

もうダメダメ。仮にもミミックなので最後まで見た。昆虫ホラー、昆虫モンスターというだけで激しく惹きつけられるし、虫が人に擬態するのだからたまらない。我慢して最後まで見た。これがミミックでなければ、あるいはランス・ヘンリクセンが出ていなければ…

バッファロー'66

ぬるい。成り行きで女を誘拐した男が、女の車に乗り込む。ところが男はオートマじゃないと運転できないとごねる。「オートマは運転できない」のなら不器用な誘拐犯として許せるが、「オートマじゃないと運転できない」のだからあきれる。刑務所から出所した…

S.W.A.T.

敵役に魅力がない。全体的に悪くない作品だが、倒す相手がしょぼすぎる。敵役となる元S.W.A.T.隊員や、裏切り者の現職S.W.A.T.隊員にまったく魅力がない。苦労してクライマックスで倒しても「だからなに?」と冷めた目で見てしまう。コリン・ファレルなり、…

クライム・エンジェル

それなりにいい出来。そこそこ盛り上がって、それなりにいい出来。あれが犯人かよとだまされて、実はそっちかよとまただまされた。B級作品にしては見事。

ブラック・ダイヤモンド

クライマックスで台無しに。よくできたB級作品として楽しんでいたら、クライマックスに戦車が突入してきてすべてが台無しになった。これではただのおバカ映画だ。戦車を登場させたいのであれば、軍から奪取し逃亡してくるなど、それなりのシナリオを用意すべ…

ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還

疲れた。映像はすばらしい。堪能させてもらった。もちろん、確かなストーリーで引っ張ってはゆくのだが、長丁場なのでついていくのはかなりきつい。本作だけで3時間。シリーズを含めると、もっとだ。よほど象徴的なシーンでない限り、たいていのことは忘れて…

レッド・サイレン

銃撃戦は見応えあり。ホテルでの銃撃戦はなかなかよかった。あとはいまいちか。ストーリーはジャン・レノの「レオン」に似ている。あちらは殺し屋だが、こちらは傭兵。どちらも少女を守って戦うわけだが、「レオン」と比べると評価を下げたくなるのが本音だ…

コールドマウンテン

ちっとも盛り上がらない。出だしは悪くない。映像も悪くない。キャストについては言うまでもない。しかし、ちっとも盛り上がらない。1時間も我慢して見続けたが、まるで盛り上がっていかないので見るのをやめた。

真夏の出来事

ドタバタコメディ。10分経ってもなにも起こらない。どうでもいいような日常をだらだらと描き続ける。あきれて飛ばしてみたがやはりつまらない。1時間ばかり飛ばすとようやく、ハーヴェイ・カイテルとキャメロン・ディアスが戦っているのだが、これがまたなん…

レッド・バイオリン

見ても見なくてもどちらでもいい。呪いのバイオリンだと思い込んでいた。ホープダイヤのように、持ち主が不幸に見舞われるのだと。実際には不幸が降りかかるのだが、どれもありきたりな不幸でとても呪いとは呼べない。よくよく見直すと本作はミステリーロマ…

ヘブン・アンド・アース

スルーしなくてよかった。中井貴一が出ていたから見たのだが、心配をよそにじゅうぶん面白い作品だった。唐を舞台にした中国の時代劇かと思っていたら、意外な展開にびっくり。背景が雄大なためか、かったるいシーンも多かったがそこは1.5倍速で。逆に標準で…

24 -TWENTY FOUR- シーズン2

シーズン3が楽しみ。まさかあの人が裏切るとは思わなかった。意表をつく展開に飽くこともなく最後まで集中できた。シーズン3につなぐ終わり方も、いささか尻切れトンボだった前回シリーズよりはよかった。ただ、いかに非常時といえども、FBIの保護下にある証…