スリーピー・ホロウ

コミカルな作品なら楽しめた。

第1話を見た。悪くはなかったが、首なし騎士がどうしても陳腐に思えて見限った。頭がないのになぜ見えるのか、という疑問を「お約束」ですませる気にはなれなかった。

いっそ、首なし騎士を主人公に据えたほうがよかったように思う。首はないが正義の味方という、コミカルな作品なら楽しめたのではないか。首なし騎士は馬小屋でこっそり隠れていたし、頭がないから警告も聞こえないという警官のセリフもあった。コミカルな演出はなされているわけだ。

首のない騎士が現代の警察署に出入りして捜査に協力し、記者会見を行い、裁判で証言をする。そんな痛快な作品を見たかった。