銃撃戦は見応えあり。
ホテルでの銃撃戦はなかなかよかった。あとはいまいちか。ストーリーはジャン・レノの「レオン」に似ている。あちらは殺し屋だが、こちらは傭兵。どちらも少女を守って戦うわけだが、「レオン」と比べると評価を下げたくなるのが本音だ。
なんといっても主人公に魅力がない。冒頭で主人公の心の傷に触れるのだが、ただシーンを見せただけで終わっている。その後の主人公からは苦しみも悲しみも感じ取れない。なにも言わなくても哀愁を帯びているジャン・レノの演技とは雲泥の差だ。また、敵役である少女の母親が最悪。無意味にエキセントリックな役柄ではしらけるだけ。