ブラック・ダイヤモンド

クライマックスで台無しに。

よくできたB級作品として楽しんでいたら、クライマックスに戦車が突入してきてすべてが台無しになった。これではただのおバカ映画だ。戦車を登場させたいのであれば、軍から奪取し逃亡してくるなど、それなりのシナリオを用意すべき。

街の故買屋が商品として戦車を持っているのは許せても、実包まで装備しているのは腑に落ちない。無能な故買屋とあってはなおさらだ。おまけに故買屋の敷地からクライマックスの舞台である飛行場まで、警察に邪魔されることなく、戦車がすんなり進撃してきたとは到底受け入れられない。