ミッシング

追跡ピクニック。

トミー・リー・ジョーンズの追跡物ということで期待していたのに残念。脱走兵の集団に孫娘を誘拐されるわけだが、その追跡に母親である娘ばかりか下の孫娘まで同行する始末。残虐非道の殺人集団を追いかけるのに、小学校低学年ほどの少女を伴うとはあきれて物が言えない。母親曰く、この子は置いていってもついてくるから、と。それで、はいそうですかと連れて行くのだから一気にしらけてしまう。

追跡に幼い少女を同行させたいのであれば、なんらかのエピソードを設けて、連れて行かざるを得ない状況に主人公を追い込むべき。安全な状況下で、ちょこっとセリフで説明しておしまいにした瞬間、駄作が確定した。