パイレーツ・オブ・カリビアン / ワールド・エンド

長くて疲れた。

最後までしっかりと見たが、ストーリーによくわからない点があった。しかし、見ていて疲れたのでストーリーはもうどうでもいいと開き直り、映像を楽しませてもらった。

デイヴィ・ジョーンズの心臓を預かっていた兵隊二人組がまぬけとして描かれていたのは残念だった。不審者がいるのに任務を忘れて雑談に夢中となり、目の前の大きな箱を持ち去られても気がつかないなどという、くだらないシーンは見たくなかった。ジョーンズの息の根を止めると後釜に座ることになるわけだから、そういった話をネタに動揺を誘うなど、ジャック・スパロウ流の軽妙な策謀を見せてほしかった。

デイヴィ・ジョーンズの墓場に登場する蟹はなかなかおもしろかった。続編があるのなら、今度は蟹を使って陸上で海戦シーンを見せてもらいたいものだ。ただし、時間はもう少し短くお願いしたい。