イーグル・アイ

たまにはバッドエンドを見せてもらいたい。

SFとしては古典的な犯人をひさしぶりに拝ませてもらったが、正体を知ってもがっかりすることはなく、楽しめた。ただし、クライマックスは主人公の死で終わってほしかった。騒動の巻き添えでたくさんの人が犠牲になっているのに、よかったねとばかりにハッピーエンドで締めくくる神経がわからない。

クライマックスで主人公は爆発を阻止しようとして撃ち殺され、犯人の思惑どおりに計画は完遂する。たまには、犯人の勝利で終わるバッドエンドを見せてもらいたいものだ。