2008-02-28 カオス ★★☆ 悪党に魅力がなかった。終わってみれば悪漢物だったが、悪党に魅力がなかった。犯人のひとりは刑事に急襲されたとたんにチンピラに成り下がってしまった。主犯格は無駄な殺しはしていないと主張するが、善良な行員が無駄に殺されており、ただの嘘つきに成り果ててしまった。観客の予想を裏切るためにむりやり犯人に仕立てた感じで、なぜ悪に染まったのか、まるで理解できなかった。